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理容師と美容師。資格と免許による時代の違い。女性の社会進出によって、、、

更新日:2022年7月1日




いつもありがとうございます!!


Smile hair premiumの枝でございます!!


これから理容師を目指したいという人、ちょっと興味がある方に知ってもらいたい

理容師の現状と今後についてお伝えしていきたいと思います。

あくまで個人的な見解ではありますが、参考程度に見ていただけたらと思います。

 

理容室の数の減少と共に理容師の従事者の数も減ってきているのが現状

従事者が減っている今だからこそ、チャンスになるのか??避けるべきか??

これから理容師はどうなっていく??



 

理容師の数の変化と現状?? 〜Smilehair北浦和〜



普段の生活の中でよく目にするのは理容室ではなく美容室だと思います。

現在に至るまでに、理容室と美容室での需要の変化が物凄く大きかったからです。

今から約40年近く前の1980年頃に理容室と美容室の需要の差ができ始めました。

この差は何故生まれたのでしょうか??

これは、女性の社会進出という社会的な背景により美容の大きな需要の変化が生まれました。

1985年に成立した『男女雇用機会均等法』により企業は募集や採用に関して

男女を均等に考えなければいけないとう改革が起きました。(日本はまだまだ遅れているようですが)

そこで女性が社会に出て仕事をするにあたり、身なりに対しての意識や

毎日のヘアセットが楽になるように、パーマをあてたりする等の女性が美容室

へ求めるものが増えていきました。そこにプラスして、当時のアイドルのヘアスタイルの流行もあり

美容室の需要は高まり続けていきました。需要に対して店舗の数も増えていき、また新たな

競争が生まれて美容室は時代背景と共に業界自体が盛り上がり続けていく事となりました。

一方、理容室は1980年以降は緩やかな減少を続けていきます。

1970年代から若者の男性が長髪にする文化が根付き始めます。これは、当時は

ビートルズのマッシュルームヘアの影響があったり(当時の男性では考えられないくらいの     長髪)

大人への反抗の意味での長髪が主流となっていました。(長髪が流行りすぎて、逆に坊主頭が反抗のシンボルにもなった)

この当時には理容室は短髪。美容室は長髪といった流れができていました。

男性のヘアスタイルの変化と共に少しずつ男性の理容室離れが始まり、それと伴い、当時の見習いの理容師さんが

現在だと60歳以上という高齢化も影響されて理容室は減り続けている状況でした。

勿論、業界全体が盛り上がっている事は重要な事です。

しかし、現在これだけ情報に溢れかえっている世の中で、他との差別化以外で生き残る術はありません。

理容師さんも美容師さんも技術力を持って勝負をする業界の中で、理容室に対する一定の需要は無くなる事はありません。

競合が減り続けている理容業界で差別化を図り、勝負をするのも現代の戦い方では悪い話では無いはずです。

これから理容師はどうなっていく??〜Smile hair北浦和〜



1980年以降は理容師を目指す人が減り続けていて、その中で理容師の高齢化が進み、理容師離れが進んでいる状況です。

ですが、理容師さんの成り手は減っているものの、理容室への需要は一定数あり続けています。

バリカンや剃刀を使った短めのスタイルがあり、剃刀を使う事によってバリカンやシェーバーだけでは表現のできないようなスタイル

が存在します。要するに理容師の資格でしか出来ないスタイルが沢山あり、その需要は理容師でしか供給が出来ないという事になります。

理容室が減少する中で、一定の需要があり続ける事により現存する理容室に需要が集中していく事が考えられます。

とは言っても理容師自体の数は減っている状況なので雇用するという形は今後は難しくなっていきます。

今後は個人型のサロンが増えていき、理容師を雇用するのではなく、外部への委託をする形になり

面貸しサロンがもっと広く大きく展開をしていく時代になります。

自分のお店を持つ時代から、サロンの中にあるブース自体を借りる形態が一般的になり

サロンスタッフ自体がそれぞれ個人事業主という形になっていきます。

これによりサロンオーナー自体の雇用に対するリスクを軽減して、サロン運営自体の人手不足という

最大のリスクを回避することが可能となります。

理容室自体は減少しているという状況ではありますが、今はまさに40年に一度の理容ブームとも言われています。

今現在、理容業に従事している私達が今後の理容師を目指す人達に何を残せるかが最大のポイントとなってきます。


機械化は難しく、人の手が圧倒的に必要な業界が理容業界です。


そして今後は男性だけでなく、女性理容師の需要もまだまだこれから間違いなく伸びて来ます。


理容業は現在もこれからも、髪を切れるだけでは生き残れない時代です。


競合との差別化を図り、無駄やリスクを回避し発信し続けられるサロンが生き残る時代になってくるでしょう。


あらゆる媒体で常に世の中への発信を続ける

理容の技術や理容の将来性を確立して、それが男女関係なく継続的に発展をするように

業界を盛り上げ続けることが現在の理容関係者の最大の使命となっています。




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